離婚から考える日々の整え方、癒され方、離れて暮らす子どもにできること。

1日にひとつ、何かができればそれでいい。と思えたら

何もやる気がしない、体が動かない。

もしくは重い体を叩き起こしてがんばったけど、叩き起こした労力に見合った充足感がない。

そんな気分になることはないだろうか。

私はよくある。

まさに今、何もやる気がしない。自分でも驚くほど体が重い。

やりたいことがあるとすれば、それは現実逃避くらいである。

しかし、現実逃避が長く続かないこともわかっている。
逃避をしても今日は終わり、また明日がやってくるだけ。時計の針は止まらないし、ましてや戻らない。

今日を終わらせることに躊躇しているのか最近なかなか眠れず、参っている。
シンプルに熱帯夜だからかもしれないが。

とにかくどんな辛い状態だったとしても、生活をしていくしかないのだ。
もうここは覚悟を決めるしかない。

生活リズムを作るためにnoteでまず日記を始めた。

note(ノート)
ピクニック田中|note 太い人。 フリーランスWebデザイナー&ライターでキャンプインストラクター。サウナ好き。 メシを食いたいという欲で頭が埋め尽くされている生粋のデブ。どこかに出かけ...

noteは本当に自分の生活リズムを作るためだけのもの。
毎日書いてとにかくリズムを作る。だから話題も被るし、つまらないかもしれない。

そしてこのブログはもう少し自分の考えを整理するために使ったり、自分の考えや経験が同じように苦しんでいる人の目にとまり、ちょっとした気休めになればという思いで始めた。

そしてこれは裏テーマではあるが、将来子どもが生きづらさを感じたり、何かにつまづいた時に明確な指針とはならなくとも、父はこうやって生きてきたんだなぁと、こんな生き方も一理あるかもとわずかでも参考になれば嬉しいな、と微かな期待を寄せている。

目次

今の私の状況

今の私の状況、割と絶望させてもらっていいレベルと感じている。

もちろんもっともっとしんどい人はごまんといると思う。
ただ、当事者がしんどいのだからしんどいのだ。

しんどさのせぇくらべほど無意味なものはない。

至極誠実に生きてきたつもりだが、なぜかストレートにしあわせになれない星のもとに生まれているような気がする。

他人からみても順風満帆感満載だったと思うし、自分的にも確固たる幸せを掴んだ気がしていたが、それはなかなかの蜃気楼であり、好天と荒天の境界線は割とシームレス。すぐ隣は波ざっぱんざっぱんだった。

と、そんなことを言っていても仕方ないので、この重い星にプレスされたからだをうんしょうんしょと引き抜いていこうと考えている。

端的に今の状況を言えば、独立と離婚が同時にやってきて、受け止めきれずパーン、という感じだ。

私は公務員として9年間勤めてきた。

しかし、その間にも理不尽な思いから鬱を発症し、それほど長い期間ではないものの半年ほど休職した経験もある。

そして、あまり仕事にやりがいを見出せず、また自分の将来像も想像できないことから別の道を目指そうと決める。

2年間の独学の末、フリーランスのWebデザイナーとして独立したのだ。

妻は仕事にとてもやりがいを持って取り組んでおり、かつ、とても忙しいので自分が家にいて主夫的な役割も担い、支えたい、という思いがあった。

収入的に少ししんどくなる不安はあったけど、家族にとってそれが正解だと思っていた。

でも、その思いは叶わなかった。
退職日に妻とギクシャクしてしまい、そのまま離婚問題に発展したのである。

妻は色々なことを我慢してきて、限界に至ったようである。

今まだ正式に離婚はしていないが、もう覆らない決定事項だと感じる。

独立と離婚という大きな出来事が同時に押し寄せてきて、平衡感覚を失った。
触覚のちぎれた昆虫のように自分がどこを向いているのか、前も後ろもわからない。そんな心地である。

色々な出来事を想定していた。
子どもがもし不登校になったら、子どもが小学生にあがったら夏休みはどうする、とか色々なことを想定していた。

何かあった時に家族としてどう乗り越えていくか、そういうシミュレーションはしていたが、また一人に戻る、離婚というシミュレーションは0だった。これは根本的なシミュレーション不足である。

生活について

退職金もあり、少しの間は収入がなくても生活できる貯蓄はしていた。

ただ、不安定な精神を保つための逃避行動(旅、飲み、物を買うなど)のため予定外の出費がかさみ、また、思うように仕事に励めなくて、着実に目減りしてきている。

フリーランス特有のキャッシュフローにも慣れていないので、なかなかうまくいっていない。
そろそろ再就職やバイトを始めることも現実的に視野に入れざるを得ない状況だ。

離婚を切り出されてから約3ヶ月。
精神が安定している時期もあった。とにかく仕事だ仕事だと一日中仕事をしていた時期もあった。

でも妻との話し合いなどのたびに心は揺れ、現在もっともバランスを失っている。

落ちているなら落ちているでいいが、ムラがある、という状況が一番しんどい。
どんな状態でもいいのでちょっと安定させたいというのが今の気持ちである。

何か毎日やることがあるといいなと思うように

仕事をやらないと、ちゃんと料理をしないと、家事をしないと。
真面目な人ほど、これまできちんとやってきた人ほどそういう思いに苛まれる。

私もそのたちだ。

でも今は緊急事態。
そううまくこなすことはできない。まずはそこを認識しなければならない。

もう割り切って、1日に何かひとつだけできればOKにしよう、そう決めた。
そして、毎日これだけはやろうと、noteで日記を始めたのだ。

まずは生活リズムを作ること。これを意識した。

もちろん状況によってはそんな悠長なことを言っていられない人もいるだろう。
でも、ちゃんとやろう、しっかりしないと、という心持ちだけでは潰れてしまう。

何事にも「遊び」が大事だと思う。「余裕」という意味の「遊び」も「遊び心」もどっちも大事。

「自分は今何もできないんだな」「寂しさが極まっているんだな」と自分を俯瞰でみる、これもまた大事なことだ。

つらい、さみしいという感情に抗わず、蓋をせず、そう感じていいんだ、自分は今そう感じているんだなと受け入れることにする。

不幸ではなく意味があることととらえたい

今の現状、正直とてもつらい。

でもただ不幸だと嘆くのではもったいない。
何か意味があると捉えて前に進みたい。

修行や試練みたいな捉え方もあるけど、私はどちらかというとこの経験をエンタメに昇華したいと思っている。

こういう経験をしたからこその気づきや考え方の変化がまた新たな私を形成する。
そしてこの経験をおもしろおかしく語り、笑ってもらいたいなと思うのだ。

まぁもちろん今そんな前向きになれる訳もないのだが、そう思えるようになっていきたいなと思っている。

間違いなく膨大な時間はかかるが、すでにもうこうやってブログで発信している自分はたぶん大丈夫だと感じている。

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この記事を書いた人

32歳フリーランスWebデザイナー&ライター&キャンプインストラクター。
元県庁職員。公務員から独学でフリーランスWebデザイナーになる。
鬱を経験し、立ち直るも大きな出来事が連続で続き、精神的に落ち込み中。日々の生活のひとつひとつを大切にすることとキャンプで少しずつ浮上している。

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