離婚から考える日々の整え方、癒され方、離れて暮らす子どもにできること。

離れて暮らす子どもにできることは何か。

人生において嬉しいことと、悲しいこと、どちらの方が多いのだろう。

単純な数でいうと嬉しいことの方が多いような気もする。

でも、嬉しいことの効力は長続きしない。
シャボン玉のように刹那的で、ふわんと飛んでパッと消えてしまう。

一方で悲しみや辛さは継続する。
降りかかったその瞬間がピークかと思いきや、時間を置いてより大きな悲しみとなって押し寄せてくることすらある。

離婚問題に発展してから、そういうことを考えることが増えた。

間違いなく人生で最も悲しく、辛い期間が継続中である。

愛した人に拒絶される悲しみ、自分の頑張りや努力を受け取ってもらえなかった虚無感、未確定要素がたくさんあるこれからへの不安。

そして、何より子どもに人生の早い段階で悲しく、辛い経験をさせてしまった罪悪感でいっぱいである。

ただ、嘆いている場合ではないと思い、これから離れて暮らす子どもに何ができるかを考えてみようと思う。

これ以上悲しいことは滅多にあるもんじゃない、この先の未来は明るいと自信を持って伝えていきたい。

目次

まず大前提として「自分が幸せである」必要がある。

まず大前提となるのが「自分が幸せである」ということだろう。

これは子と一緒に暮らす親も離れて暮らす親も、だ。

そもそも離婚する、という結論に至ったのは一緒にいるよりも離れて暮らす方が幸せになれると判断した、ということだろう。

切り出されてしまった側で、相手の意志が固く、もう同意するしかないという場合も、最終、同意したのであれば、その同意には責任が生じる。

離婚を切り出した側も、切り出された側もどちらも今より幸せにならなければいけない。
それができないのであれば、親同士の問題に巻き込まれてしまった子どもが報われない。

今は正直「なんで離婚せなあかんねん」という気持ちが色濃く残っているが、前を向いて、自分の幸せを求めていけるようになれたらいいな、と思っている。

疲弊しきっている親から語られる言葉もまた疲弊しきっているだろうし、そんな親の背中から感じ取れるものも哀愁くらいしかないだろうから。

イキイキ生きていきたい。

興味のあることに果敢にチャレンジする。

一緒に暮らす親であれば、やはり生活リズムを子どもに合わせざるを得ないだろう。

しかし、離れて暮らす親は悲しいかな、日常的に子どものお世話をしたり、ペースを合わせるということがない。

子と暮らす親に比べて自分のために使える時間が多いと思う。

それであれば、自分の使える時間を管理して、自分のやってみたいことにチャレンジしたり、自分磨きを積極的にやるのが良いだろう。

もちろん、何でもいいとは思うのだが、それで少しでもお金を稼ぐことができれば一番良いと思う。

わかりやすく自信に繋がるし、離婚によって色々な金銭的な問題も生じると思うので、少しでも収入が増えれば精神的なゆとりもできるかもしれない。

今、私はフリーランスだけど、もしサラリーマンとして働いていたら、迷いなく転職をして、副業で自分のやりたいことをやりまくっていたと思う。

逆にフリーランスだからこそ、どうするか、悩んでいる。
一度就職して安定したいという気持ちもあるが、もう少し頑張ってなんとかしたいという思いもある。

というか持ち家の問題があり、今後どこに住むかが確定していなくて、なかなか動きづらい。

よく考えていこう。

離れて暮らす親が子にできることは価値観を広げてやること、かな。

離婚し、離れて暮らすようになると、子が違う価値観や考え方に濃密に触れる機会がシンプルに半分になってしまうように思う。

どちらか一方と暮らすようになると、やはり離れて暮らす親の考え方よりも一緒に暮らす親の考え方や価値観に大きな影響を受けることになるだろう。

我が家の場合は、妻が現時点では子どもを連れて実家に帰っている。
私との関わりの代わりに祖父母との関わり合いは増えるかもしれないが、それは妻の考え方や価値観の根源を辿るようなもので、どうしても祖父母と妻の考え方や価値観は似通っている。

そうなるとどうしても偏った価値観や考え方に子が支配されてしまうように思うのだ。

だからこそ、離れて暮らす私としては子に会うタイミングで他にもいろんな考え方や価値観があるのだということを伝えていきたい。

自分で色々なものを見て、色々なことを感じて価値観を形成していって欲しい。

そういう機会を増やしてやることが、離れて暮らす親ができることなのかなと感じている。

自分の友達や友達家族との交流

もちろん単純に子と面会し、2人で過ごすというのも良い。

でも親以外の大人や、自分の家族以外の家族と交流することも大きな刺激になるのではと感じている。

積極的に自分の友達や友達家族と一緒に遊んだり、出かけたりする機会を持てると良いのかなと考えている。

シンプルに色々な場所に行ったり、体験をする

単純に色々な場所に行ったり、体験をすると良いと思う。

そこで将来の自分を救ってくれる趣味に出会うかもしれない、将来の仕事に関わることに出会えるかもしれない。

親が想像もできないようなことをひょんなことから感じてくれるかもしれない。

思い出に心が救われる、ということもあると思うので、たくさん色々な場所に足を運びたい。

本を読む機会を増やす

これは願いにも近いが、本をたくさん読む子に育って欲しいな、と感じている。

小説でもなんでもいい。

本を読めば想像力を養ったり、自分が触れていない価値観があることを知ることもできる。

私自身、たくさんの本を読み、おすすめの本をまとめておきたい。

抑圧されず、自分らしく。

どういう風に育って欲しいかといわれたら、とにかく「自分や自分の好きなものに自信を持ち、生きづらくない」ように育って欲しい。

自分勝手に、奔放になれというのとは違う。
全面に自分の好きなものを押し出して、相手をそれに合わせるような人にはなって欲しくない。

ただ、コントールできない他人からの承認や評価に振り回され過ぎず、自分で自分を認めてあげられるようになって欲しい。

他人のためを思ってやったことが届かなかったりすると、悲しいけど、他人の感じ方を変えることはできない。
もちろん反省も必要かもしれないけど、結果ではなく、「自分はがんばった」と自分で自分を褒めて欲しい。

そして、自分の好きなことや好きなものに触れることで自分のご機嫌をとってあげられるような、そんな風になって欲しい。

私自身もそうなれるよう、少しずつ前を向いていこう。

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この記事を書いた人

32歳フリーランスWebデザイナー&ライター&キャンプインストラクター。
元県庁職員。公務員から独学でフリーランスWebデザイナーになる。
鬱を経験し、立ち直るも大きな出来事が連続で続き、精神的に落ち込み中。日々の生活のひとつひとつを大切にすることとキャンプで少しずつ浮上している。

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